イギリス留学にTOEFLが使えなくなっている件

昔メアドを登録してあったせいか、いまさらTOEICからお知らせ届いた。

 

●英国ビザ申請要件の変更について

http://www.toeic.or.jp/important/01_lr.html

(このタイトル、TOEICが使えなくなったのではなく、「要件変更」というのが大人の表現だなぁと思いました。)

 

こういう連絡は、メディアに先行して、もしくは同時くらいに配信してくれないと、信頼感というか登録している意義がずいぶん減る気がしますが(まぁ別に関係ないからいいんだけど)

 

 

ちなみにNHKでも(結構煽る感じで?)取り上げている模様(日本の「友人(?)」のアメリカの応援をしたい?)

●英ビザ TOEICなど認めず 留学影響懸念

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140425/t10014044031000.html

 

”これはイギリスで行われたTOEICの試験で、替え玉受験や解答を読み上げるなどの不正が行われたと報道されたのをきっかけに、イギリス政府がTOEICなどの問題を作っているアメリカの非営利団体との契約を更新しなかったためです。”

 

 

イギリスで行われたTOEICでの不正があったようで、それを以って、TOEICは全世界的に信用できない、更に同じETSが主催するTOEFLもアヤシイから認めません、っていうのは、なんだかかなり論理の飛躍がある気がしますがねぇ。

しかも「会場で答えの読み上げがあった」ってかなりあり得ない不正な気がします。

じゃぁIELTS替え玉とかないのか?と気になります。

IELTSを受けると、会場で指紋を採取していましたが、あれがイギリスの移民管理局に転送されて、どこかで照合でもしているのでしょうかね?もしそれがなければ、替え玉はいくらでもありそうですけどねー、特に他国で受ければ、顔写真の照合はほぼ意味がないと思いますし。

 

あれ?そういえば、そもそも論なんですが、イギリスは学生ビザで入国するためには、英語の要件があるのですかね?

私がアメリカに来る時は特に不要でした(たぶん。だしたかなぁ?)。

VISAの種類にもよるのでしょうけど、学生がアメリカに来るために、大学には出すでしょうけど、VISAの時っているのかしら?

 

ちなみに、調べてみるとイギリスへの留学ってかなり少ないですね、アメリカの6分の1くらい、ちょっとびっくりです。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/02/__icsFiles/afieldfile/2013/02/08/1330698_01.pdf

そして中国への留学の数がこんなに増えていたとは・・・むしろこっちの方が∑(゚Д゚ノ)ノ 。

一方で、イメージ的にもっと多そうな、最近流行の(?)オーストラリアやNZがかなり少ない印象。

恐らくVISA発給ベースなのでしょうが、まだまだオセアニアには行く人は少ないんですね(3か月以内の語学学校ばかり?)。

同じ「英語圏」から選ぶにしても、自分のバリューをあげることを考えると、アメリカ以外をもっと積極的に考えてもいいと思うけどなぁと思いました(といいつつ自分はアメリカにいるわけですが・・いやMPHでいくならイギリス連邦をかなり考えたんですけどね、何度も書いていますが欧州の方が社会としては賛成するところが多いしetc(割愛))。

 

まぁ個人的にはIELTSはいい試験だと思うので、これをきっかけにして、TOEFL一色(というか外国=アメリカ、英語=アメリカ、留学=アメリカ、同盟国=アメリカ)に染まっている日本が、IELTSを理解して普及していただけると嬉しいです(別にアメリカが駄目というわけではなくone of them)。

個人的な体験では、特に奨学金応募の際には、まぁ(私の嫌いな)TOEFLTOEICという印象でした。政府系もTOEFLのみが多い気がします(まぁアメリカの属国だからしょうがないが)。

個人の認識も政府の認識もどちらも、アメリカばかりから脱却してほしいものです(といいつつ自分はアメリカにいるわけですが割愛)