日本の雇用問題について考えたメモ
1人でランチを食べながら読んで考えた(暗ーい)こと。やはりランチを一人で食べるのはよくないですねw
何度も同じような記事を紹介して恐縮ですが・・・
●子どもを持つ女性の賃金差別が世界最悪の日本-男性賃金のわずか39%、OECD30カ国平均の半分
http://blogos.com/article/84457/
イスラームな社会より、女性軽視な国家と言われて久しい日本。いわゆる優秀な女性が日本から流出するのは当然(合理的)と思います。ボストンにも素晴らしい日本人女性たくさんいますねー(決して浮気的な意味ではないので誤解なきよう)。上記にも関連すると思うのですが、
●40代以下の世代は、自分たちは「マイノリティだ」と早く認識したほうがいい理由
http://blogos.com/article/84438/
要は、日本で「キャリアを形成し&子どもを持つ女性(+その夫)」の人口が、人口全体から見たら圧倒的に少数なので、日本国民全員(特に高齢者)が自分にとっての「最適解」を考えて投票行動すれば、上記のような状況は改善されない(どころか悪化する)のは当然な気がします。
以下の政策も同じ文脈で日本国民の「多数派」には支持されるのではないかと思います。
●「配偶者控除」見直し~「女性の活躍を後押しする」という詭弁と、「専業主婦優遇」という「謂れなき批判」
http://blogos.com/article/84479/
●求職と嘘とハローワーク
http://blogos.com/article/84470/
(妄想の条件で休職させるハローワーク、雇用条件を順守しない雇用者、それを取り締まらない労基署・・・)
有権者のうち、働かない人が増えれば増えるほど、労働関係の規制はザル化(形骸化)・悪化してしまうのは、「合理的」だと思います。働かない人にとっては、労働者(奉仕者)は、安い(低賃金、サービス残業)・早い・うまい(→奴隷化)、が最高ですからね。それを止めるためにILO条項などがあるんじゃないかと思いますが、日本はILOも無視&未批准し続けることで有名です(が、これまたマスメディアでは報道されるのを聞いたことがありませんが・・・明らかに報道操作だろ・・・)
http://www.jca.apc.org/hanaokajiken/2005%20JPN%20must%20follow%20ILO.htm
http://www.jlp.net/union/991215b.html
どうやら労働者の自殺増えまくりの韓国でも同じようですが・・・
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/16115.html
(特に女性の、でも男性も)労働問題は、もはやアメリカなどのマイノリティー問題と同じで、「民主主義」という耳触りの良い言葉では解決できない問題だと感じます。
この問題を解決するには、アメリカなどの歴史においてマイノリティーがどのように権利を確保していったのかが参考になるのではと思いましたが、そんなことまで調べていると、また研究活動が進まなそうなので、今日はここで終了。ご存知の方居たら教えてください!
総論としては、基本は、
・労働関係の法令順守(役人含む)
かなと思うのですがね(すいません妄想です)。
ただし上記を医療という各論に落とし込むと、医療は現状のレベルは維持できないと思います。違法状態の医師などを救済すべきとも思いますし、一般国民にとっても、崩壊すべきものは早々に一度崩壊させた方がリカバリーしやすいという考えもあるかなとも思います。1つの合法的な解決法としては、全ての医師は、病院雇用の職員とするのではなく、管理職以外の全て勤務医を個人契約(業務請負)とすることでしょうか(医師総バイト医化)。こういう過激な議論は聞いたことがありませんが、かなり経営コストを抑えれそうですがいかがなものでしょうか。これについてもご意見いただけると嬉しいです。